バローホールディングスが5月22日に発表した2020年3月期決算によると、物流費(配送費)は13億5300万円(前年同期比45.17%増)だった。
売上高に占める物流費の構成比は、前年同期比0.17%から0.20%に増加した。
なお、バローHDの流通関連事業の売上高は106億8700万円(4.1%増)、営業利益は27億9300万円(4.0%減)となった。
物流、資材卸売、設備メンテナンスなど、流通に関連する事業に携わるグループ企業では、店舗新設や改装に伴う什器導入や、経費削減及び環境負荷低減に繋がる設備入れ替えを進めた。
物流事業では、三幸やアレンザグループが東海地方で展開するペットショップの物流業務を受託し、配送効率化に寄与したほか、前期からの経費増も一巡したが、第3四半期までの業績を補えず、また、前期に子会社化した再生資源卸売業が古紙需要低迷の影響を受け、事業全体で増収減益となった。