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ビューティガレージ/中計基本方針で物流機能の拡充と利便性向上

2020年06月15日/SCM・経営

美容ディーラーのビューティガレージは6月12日、次の5か年を、成長加速ステージ(2020~2022年度)と飛躍のステージ(2023~2024年度)に位置づけた、「中期経営計画2020-2024」を策定・発表した。

それによると、5年間の基本方針の一つに、「物流機能の拡充と利便性向上」を挙げ、3つの目標を設定。まず、「物流キャパシティの大幅拡大」では、西日本エリアに、第2物流拠点(第2DC)設置を計画、これにより、翌日配送エリア拡充、キャパシティ拡大、災害リスクを分散させる。また、オートメーション化推進による生産性向上を図るとしている。

2つ目は、配送サービスの利便性向上だ。より便利に、スピーディに、正確に、お届け出来るようレベルアップを図る。2~3時間以内に届ける速配便「BG EXPRESS」を計画。まずはエリア限定でのテストマーケティングからスタートする。

そして3つ目が、フルフィルメント請負サービスの一般解放だ。多店舗展開サロン向けサービスとして、幅広く受託出来る体制を構築していく予定だ。

なお、同社は前中期経営計画2017-19で、「IT」+「物流」ソリューションの進化を基本方針に挙げていた。2018年5月、ECサイトをフルリニューアルし、基幹システム(ERP)導入。導入時には多数の不具合もあり混乱を招いたが、安定稼働後はECのUI/UXが劇的に改善できたとしている。

また、2019年5月には、自社物流センターにオートメーション設備導入キャパシティの拡大と業務効率向上は実現できたが、顧客向け配送サービスの改良には至っていないと振り返っている。

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