アマゾンは10月9日、大阪府堺市に自社の配送拠点である「堺デリバリーステーション」を9月6日に開設したと発表した。
<Amazon Flexドライバーがデリバリーステーションで配送商品を受け取り、荷詰めの作業(都内のデリバリーステーション)>
アマゾンはデリバリーステーションの開設によって、大阪エリアの「デリバリーサービスプロバイダー」の拡大や、数百人規模の「Amazon Flex ドライバー」の募集をおこない、地域社会への貢献を行うとともに、顧客により良いサービスを提供していくとしている。
大阪エリアでの配送拠点開設は今年7月の「住之江デリバリーステーション」が1番目の開設となり、さらに9月に2か所を開設。「堺デリバリーステーション」はこれらの開設に続く、4番目の開設となる。
デリバリーステーションは、アマゾンの全国の物流施設から運ばれてくる商品を集積する拠点であると同時に、デリバリーステーションから顧客の玄関先までを指す「ラストマイル」の出発点となる。デリバリーステーションの開設は、配送業務におけるアマゾンのパートナー企業である、「デリバリーサービスプロバイダー」と、配送業務を担う個人事業主である「Amazon Flex ドライバー」の2つのネットワークを結びつけることによって、顧客にとって満足度の高い商品配送の体験を提供していくとしている。
アマゾンジャパンのアヴァニシュ ナライン シング アマゾンロジスティクス ディレクターは「アマゾンの配送拠点が大阪エリアに進出し、拡大していく事を大変嬉しく思う。このように、地域の裾野を広げていく上で、大阪エリアの地元の人々からの支援に感謝する。また、2019年に大阪で開始した『置き配指定サービス』などの革新的な配送オプションを拡大し、今後も地域の方々にたくさんの働く機会と、ご自身のペースで柔軟に働くことができる個人事業主となる機会を提供していきたいと考えている」とコメントしている。