ファイズホールディングスが2月10日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高97億4100万円(前年同期比25.5%増)、営業利益5億500万円(162.8%増)、経常利益5億400万円(136.9%増)、親会社に帰属する四半期純利益3億2400万円(142.7%増)となった。
ECソリューションサービス事業の売上高は96億9713万3000円(25.1%増)、営業利益は5億4566万7000円(4.0%減)。各サービス別の売上はオペレーションサービスが70億378万9000円(23.2%増)、ロジスティクスサービスが23億830万4000円(46.5%増)、デリバリーサービスが3億8503万9000円(21.5%減)だった。
巣篭もり消費の拡大等で、ネット通販会社向け物流センター運営受託事業の入出荷量が大幅に増加したほか、大手流通業向け一括物流センターの運営業務も堅調に推移。輸配送事業では配車プラットフォームサービスの取り扱い件数が伸長するとともに、ファイズトランスポートサービスや中央運輸といったグループ会社での実運送事業収入が拡大した。
通期は、売上高127億円(19.4%増)、営業利益5億6000万円(60.3%増)、経常利益5億5500万円(59.1%増)、親会社に帰属する当期純利益3億5000万円(90.3%増)を見込んでいる。
ファイズHD 決算/4~6月の売上高20.4%増、営業利益2.2%増