ファイズホールディングス(HD)が10月31日に発表した2026年3月期第2四半期決算によると、売上高189億4000万円(前年同期比25.3%増)、営業利益4億7000万円(23.6%減)、経常利益4億9900万円(18.9%減)、親会社に帰属する当期純利益3億300万円(19.3%減)となった。
セグメント別にみると、「ECソリューションサービス事業」は、物流センターの運営受託事業で大手ネット通販会社向けの既存拠点が堅調に推移。輸配送の領域では、配車プラットフォームサービス事業の取引社数拡大に注力し、実運送では大型車による拠点間輸送や店舗配送業務のルート拡充、自社保有車両の稼働率改善、ラストワンマイル配送業務の新規案件獲得など進めた結果、売上高175億8911万1000円(26.9%増)となった。
ただ、オペレーションサービスで自社運営倉庫「青梅事業所」の安定化や「横浜杉田事業所」の開設準備に注力したことなどから、セグメント利益は4億3978万4000円(19.9%減)だった。
「国際物流サービス事業」では、円安や力強さを欠く国内消費、トランプ関税などの影響により、輸入・輸出貨物の荷動きが低調に推移。機械や食品などアパレル以外の分野をターゲットに新規営業を展開した結果、売上高は3億6902万4000円(5.2%増)となった。
通期は、売上高380億円(20.2%増)、営業利益18億円(22.9%増)、経常利益18億円(21.7%増)、親会社に帰属する当期純利益11億2000万円(21.9%増)を見込んでいる。
 
									 
										 
		 
					 
		 
		 
		 
		 
					 
		 
		 
		 
		 
								 
								 
								