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トレーディア/4~12月の売上高3.8%減、営業利益46.2%減

2021年02月10日/決算

トレーディアが2月10日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高108億800万円(前年同期比3.8%減)、営業利益2600万円(46.2%減)、経常利益1億900万円(2.3%増)、親会社に帰属する当期純利益7100万円(2.8%増)となった。

セグメントごとの業績は、輸出部門が、売上高19億3100万円余(13.7%減)、営業損失8100万円余(前年同期間は3300万円余の損失)だった。機械機器製品と雑貨が減少した。

輸出は、中国、東南アジアから北米向けの三国間輸送を大きく伸ばしたが、20年10月以降はコンテナ船のスペース不足で、日本からインド向け、東南アジア向けの設備、資材輸送の需要を取り込みきれず売上高が減少した。輸入は、東南アジアからの繊維、靴などが減少したが、中国からの医療・衛生資材、家電などが大きく伸びた。

輸入部門は、雑貨を中心に取扱量は増加したが、単価が低下。売上高40億8900万円余(3.0%減)となったが、経費削減により、営業利益2600万円余(前年同期間は200万円の利益)となった。

国際部門は、売上高46億4500万円余(0.4%増)、営業利益3800万円余(前年同期間は3200万円余の利益)だった。

倉庫部門は、売上高は4400万円余(前年同様で増減なし)、第1四半期に倉庫修繕費などを計上したため、営業利益は3700万円余(前年同期間は4000万円余の利益)となった。

通期は、売上高145億円(0.1%増)、営業利益2000万円(79.4%増)、経常利益9500万円(5.5%増)、親会社に帰属する当期純利益5500万円(7.8%増)を見込んでいる。

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