日本コンピュータビジョン(JCV)は2月12日、温度検知機能付き顔認証システム「SenseThunder(センスサンダー)」を、 住商グローバル・ロジスティクス(SGL)に納入したと発表した。
「SenseThunder」は、AIを活用した顔認証技術と赤外線サーモグラフィーにより、マスクを着用したままでも0.5秒でスピーディーに温度検知ができ、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策としてさまざまな店舗や施設、 病院、 企業等にて採用されている。
感染症の水際対策のみならず、顔認証機能を利用し既存システムとの連携に幅広く対応している。 その為、顔認証技術による利便性を通して、感染症対策と合わせ効率的な企業運営の実現に貢献する事ができ、アフターコロナにおいても有効なITツールとして活用できる点を評価されている。
SGLでは、指静脈(静紋)認証システムの更改に伴い、勤怠システムと連携ができる「SenseThunder」を導入。ロジスティクスセンター入り口に設置しており、センターで働くスタッフが利用している。非接触で温度検知と合わせて顔認証を実施後、勤怠システムと連動し顔認証時刻が出退勤時刻として自動登録される。