福山通運は2月18日、広島大学と睡眠医学に関する覚書を締結し寄附講座を設置した。
<福山通運の小丸成洋社長(右)と広島大学の越智光夫学長との覚書調印式の様子>
講座は、睡眠医療の専門家育成、職業運転者の居眠り運転などの予防、睡眠障害に対する乗務適性の評価方法の確立などを目的とする。
今回の覚書締結は、福山通運が広島大学と、2016年5月に締結した包括的な連携協力に関する協定書に基づく、交通安全に関連する調査・研究・開発・人材育成の一環によるもの。
同社では、交通安全問題への取り組みを社会的責任と果たすべき使命と考えており、今後も産学連携を通じて、研究開発や人材育成など相互の協力をすることで、地域社会の発展と交通事故防止に貢献していくという。