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アサヒロジスティクス/兵庫県加古川市に関西地方3拠点目を開設

2021年04月20日/物流施設

アサヒロジスティクスは4月20日、兵庫県加古川市に加古川営業所を4月19日に開設したと発表した。

<加古川営業所>
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<開所式の記念撮影>
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大手コンビニエンスストアチェーン向けのルート配送を担当するこの営業所では、京都府、兵庫県内5コース46店舗の配送を行う。

コンビニエンスストアは近年、 食品・生活用品の買い物、公共料金の支払いなどに加え、災害が起こった際の復旧の指標になるなど、店舗周辺地域にとってのかかせないインフラとなりつつある。

<オートフロア車>
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物流インフラ企業である同社では、この需要に物流面からサポートすべく、様々な取り組みを行っている。その1つが、「止めない物流」を確保するための人材確保。ドライバー不足は現在物流業界が抱える大きな課題であり、その対応策として、今回加古川営業所では、6台中5台にオートフロアを装備した車両を導入した。商品の積み下ろしを手作業で1つ1つ行うことが主流の本業態において、オートフロアを活用することで、荷台の床が自動で移動し、作業の際の身体的負担を軽減する事が可能となる。

その他、一部の拠点では、パワーゲートを装備した車両を導入し、台車ごと商品の積み下ろしを行うことを可能にし、作業時間の短縮と効率化を行う等の環境の整備により、年齢、性別、 ドライバー経験の有無にかかわらず、幅広く物流業界に足を踏み入れてもらえる取り組みを実施している。

なお、オートフロアとは、荷台の床を電動でスライドさせるためのもの。ボタン操作で荷物を荷室入口か奥まで移動することができる。また、パワーゲートは荷台の後方に装着し、台車などをボタン操作で昇降することができる装備だ。

現在東日本を中心に事業展開をしている同社だが、中期経営ビジョンでは「東名阪をつなぐ機能の確立」を掲げており、 この実現に向け、2019年4月開設の大阪大正営業所(大阪府大阪市大正区)、2021年3月開設の西淀川営業所(大阪府大阪市西淀川区)に続く関西地方3拠点目の開設となる。

東名阪をつなぐ物流機能の構築を進め、取引先、消費者の様々なニーズに応えられる体制を強化していくとしている。

■概要
名称:アサヒロジスティクス 加古川営業所
所在地:兵庫県加古川市尾上町字池田開拓1897-7
受託業務:大手コンビニエンスストアチェーン ルート配送
取扱商品:常温商品(酒、 菓子、 雑貨、 飲料、 レトルト商品等)
配送コース:京都府、兵庫県内を配送する5コース計46店舗
車両台数:6台(4tオートマチック車4台、マニュアル車2台)
ドライバー数:8名

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