商船三井/TotalEnergiesとフランス初となるLNG燃料供給船命名

2021年10月26日 

商船三井は10月26日、フランスを拠点とする初めてのLNG燃料供給船が、建造先である中国の滬東中華造船(Hudong-Zhonghua Shipbuilding)で開催された式典で、「Gas Vitality」と正式に命名されたと発表した。

<Gas Vitality>
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<Gas Vitalityをバックに記念撮影>
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この新造船は、世界的エネルギーメジャーのトタルエナジーズの船舶燃料供給事業部門であるTotal Energies Marine Fuels(トタルエナジーズマリンフュエルズ)が商船三井から用船するLNG燃料供給船の2隻目であり、ロッテルダム港で2020年11月より操業している「Gas Agility」の姉妹船。

フランスのBureau Veritas(ビューローベリタス)が船級となり、フランス船籍のこの船は、南フランスのマルセイユ=フォス港を拠点として2021年12月頃から地中海域で燃料供給の開始予定。まずは、フランスの海運会社「CMA-CGM」のLNG燃料コンテナ船およびヨーロッパを拠点とした「MSCクルーズ」が建造中のLNG燃料クルーズ船への燃料供給事業に従事することが決まっている。

「Gas Vitality」の特徴は、「全長135mのGTT Mark IIIメンブレン型、最新鋭の技術・環境性能を実装」、「カーゴポンプとハイデューティーコンプレッサーの容量を姉妹船と比べ25%増強し、最大毎時2000m3の積荷、燃料供給レートを実現」、「新型の返送ガス減圧システムを導入し、”Type C”タンク船向け燃料供給へも対応」、「アジマススラスターとバウスラスターを2基ずつ装備し、高度な操船能力を付加し、タグボートのアシスト無しでの運航を実現し、環境負荷の低減」、「2種類の高さの異なるマニフォールドを有し、多くの船型への柔軟なShip-to-ship燃料供給の実現」、「電子化されたBunker Delivery Note(e-BDN)発行を可能とする機器の装備」、「この船の運航中、及び燃料供給中に発生するボイルオフガスをLNGに再液化して有効活用可能な再液化装置を装備」等がある。

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