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日本郵船/フィリピンの学校にプリンターとコピー用紙寄贈

2021年10月26日/CSR

日本郵船は10月26日、フィリピンのルクバン・クエゾン地域にある中等教育6年制の公立学校「Paaralang Sekundarya ng Lucban」にプリンターとコピー用紙を寄贈し、10月25日に贈呈式が行われたと発表した。

<贈呈式の様子 写真左からDr. Reynaldo Nanong (Paaralang Sekundarya ng Lucban 校長)、Marcelo R. Raneses(NYK-FIL SHIP MANAGEMENT, INC. 副社長)、本元謙司 (NYK-FIL SHIP MANAGEMENT, INC. 船長)、Dr. Jessie E. Quesea, (教育省 ルクバン地区 公立高校主管)>
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フィリピンでは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、現在も対面授業が禁止されているが、インターネット通信の整備が進んでおらず、オンライン授業が困難な学校がある。そのような学校はモジュール教材を用いた遠隔授業をしているが、経済的に全校生徒分の紙を手配することが困難なケースがあり、教育格差が生じている。

今回日本郵船はフィリピンの平等な教育機会の保持のため、NYK-TDG Friendship Foundation, Inc.への寄付を通じ、海事産業を支える船員にために設立されたフィリピンの非営利団体IMO-ASTIGの協力のもと、プリンター3台とコピー用紙15万枚を寄贈した。今後は、レイテ島タクロバン地域にある3校(「Greendale Residences Integrated School」、「Leyte National High School」、「San Jose National High School」)にも同様の支援を行う予定だ。

なお、今年、同社グループはESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた「NYKグループ ESGストーリー」を発表し、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいる。今回の支援も、世界最大の船員輩出国であり、船員の採用や育成、同社の事業支援を通じて関わりが深いフィリピンへの恩返しとして進めていくとしている。

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