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太陽誘電/170億円投じ中国にセラミックコンデンサ工場建設

2021年12月01日/生産

太陽誘電は11月30日、子会社の太陽誘電(常州)電子が中国江蘇省常州市に工場を建設し、2023年より積層セラミックコンデンサの生産を開始すると発表した。

<新工場完成予想図>
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電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5Gスマートフォンなどの技術進化に欠かせない積層セラミックコンデンサは、今後も需要の拡大が期待される電子部品。太陽誘電は、「中期経営計画 2025」での成長戦略の一環として、太陽誘電(常州)電子に工場を建設し、将来の需要増に対応できる生産体制を構築するもの。

太陽誘電は、中期的な積層セラミックコンデンサの能力増強計画の一環として、2019年に太陽誘電(常州)電子を設立し、生産立ち上げの準備を進めてきた。新工場は、各種設備の効率化による省エネや建屋屋上への太陽光発電導入による創エネなどを通じて温室効果ガス低減に貢献し、環境にも配慮した最先端の工場になる。

■太陽誘電(常州)新工場の概要
延床面積:約8万m2
建築面積:約2万8500m2
着工:2021年12月
竣工:2023年6月
投資予定額:約170億円(建屋のみ)

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