日本郵船は12月8日、国際環境非営利団体CDPから、気候変動対応の世界的先進企業として、最高評価である「気候変動Aリスト」に2年連続で選定されたと発表した。
日本郵船は、温室効果ガス(GHG)排出削減や、気候変動リスクの緩和に向けた取り組みを積極的に推進しており、これらが総合的に評価された。
CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示プラットフォームを運営する国際環境非営利団体。2021年度は世界の時価総額の64%強に相当する約1万3000社(2020年度は9600社)と約1100の自治体を含む世界の約1万4000の組織がCDPを通じて環境情報開示を行っており、環境に関する世界最大級の情報開示プラットフォームの1つとなっている。
今回「気候変動Aリスト」に選定された企業は、評価対象となった全世界の1万2000社のうち221社で、うち日本企業は60社、海運会社は日本郵船を含め2社が選ばれた。