農林中央金庫(農林中金)、JA三井リース(JAML)、JA三井リース建物(JAMLT)は12月20日、物流施設などを投資対象とする私募リート「(仮称)農中・JAMLリート投資法人」を新設すると発表した。
2022年9月の私募リート運用開始に向けて、体制整備や業務に必要となる許認可取得の手続きを開始した。
新規組成する私募リートは、オフィス、商業施設、住宅、物流施設を中核に、幅広い不動産を投資対象とする。当初の資産規模は約150億円で、運用開始5年以内を目途に1000億円規模、中長期では5000億円規模への拡大を目指す。
農林中金とJAMLは、共同で設立する不動産アセットマネジメント会社「(仮称)農中JAML投資顧問」を通じて、新設する私募リートの運用を行う。農林中金はメインスポンサー、JAMLとJAMLTは共同スポンサーの立場で、各者の有する不動産投資・開発の実績やノウハウを活用し、新規私募リートの安定的な成長を一体となって支えていくとしている。