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日野自動車/北米でFC大型トラックの運用実証

2021年12月21日/IT・機器

日野自動車は12月21日、生産子会社の日野モータース マニュファクチュアリングU.S.A.(米国日野製造)とともに、米国カリフォルニア州のロサンゼルス港(LA港)での地産地消型クリーン水素モデルの実装実証事業に参画すると発表した。

<実装実証バリューチェーンイメージ>
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同事業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の水素社会構築技術開発事業に採択された「北米LA港における港湾水素モデルの事業化に向けた実証事業」として、豊田通商、Toyota Tsusho America、三井E&Sマシナリー、PACECO CORP.の4社と共同で、2022年2月~2026年3月にかけて段階的に実施する予定。

実証実験では、港湾荷役機械とトラックの水素燃料電池(FC)化および港湾に特化した地産地消型クリーン水素モデルの構築に向けて、実使用環境下での継続的な実証実験を通じて、技術・運用面、環境面、事業面の検証を行う。

<実証実験で使用するFC大型トラックのイメージ>
20211221hino1 520x292 - 日野自動車/北米でFC大型トラックの運用実証

この中で、日野と米国日野製造は、燃料電池トラック(FCトラック)の製作・運用・分析を担当。米国日野製造と日野の米国販売子会社である日野モータース セールス U.S.A.、トヨタ自動車の北米事業体であるToyota Motor North Americaが共同で開発しているFC大型トラックを用いて、実使用環境下での本格的な走行を通じて運行データを蓄積・分析し、現行のディーゼル車両と比較した安全性や運行のパフォーマンスなどを分析する。

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