国土交通省が12月28日に発表した10月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の総輸送量は551万9000トン(前年同月比1.8%減)、宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億8253万5000個(0.9%減)となった。
前年同月との比較で、品目別では、工場・生産地からの貨物増が「農水産品」と「金属製品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」で見られた。一方、工場・生産地からの貨物減と商社・問屋からの貨物減が「日用品」で、景気の影響による貨物減が「繊維工業品」。
地域別では、「東北」と「関東」で貨物減となっている。
全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者752社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比は8.1%増だったものの、前年同月比は0.1%減だった。
国交省/6月の鉄道貨物数量8.1%減、貨物トンキロ2.8%減