国土交通省近畿地方整備局は1月20日、大阪港夢洲コンテナターミナルでCONPASの第1回試験運用を1月27日、28日に実施すると発表した。
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることでコンテナ物流の効率化及び生産性向上を実現することを目的として、国土交通省が開発したもの。
これまで神戸港において2回の試験運用を実施したが、大阪港では初となる試験運用を夢洲コンテナターミナルにおいて実施することになったもの。
実施内容は、営業コンテナ(輸入コンテナの搬出・実入り)を対象としたシステムフローについて一連の動作確認となる。機能確認事項は、「搬出予約の事前登録」、「搬出可否情報の事前確認」、「PSカードを活用した入場受付(筐体型による)」、「出入管理情報システムとの連携」、「CONPAS専用携帯端末による行先表示」、「CONPAS専用携帯端末のGPS機能を活用した、トレーラーの位置情報の表示およびゲート前渋滞情報の表示」となっている。
■試験運用の概要
日 時:1月27日~1月28日
実施場所:大阪港 C10~12 夢洲コンテナターミナル(DICT)
実施内容:営業コンテナ(輸入コンテナの搬出・実入り)を対象としたシステムフローについて一連の動作確認
参加店社数:海運貨物取扱業事業者:4社、海上コンテナ輸送事業者:4社
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