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鴻池運輸/4~12月の売上高1.7%増、営業利益131.5%増

2022年02月09日/決算

鴻池運輸が2月9日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高2232億5500万円(前年同期比1.7%増)、営業利益85億2300万円(131.5%増)、経常利益96億6100万円(21.2%増)、親会社に帰属する当期利益71億1000万円(43.6%増)となった。

セグメント別では、複合ソリューション事業の売上高は1366億3800万円(2.6%減)、営業利益は83億6300万円(101.1%増)となった。

環境・エンジニアリング関連での大型工事前期完工による減収、2回にわたる緊急事態宣言の再発出はあったが、前期と比較するとコロナ影響が軽減されたこと、新たに開設した流通センターの寄与等により取扱量が回復した。また、鉄鋼関連においては製造業、建材向け等を中心とする得意先生産量回復等により、売上高は微減。営業利益は、実質的な増収効果に加え、取扱量の回復、業務効率化、空港関連においては、貨物取扱業務の拡大及び新規拠点の開設、要員の適正配置を積極的に推進した(3Q累計実績:延べ4万8505名、前年同期比:+1万9484名)結果、増益となった。

国内物流事業は、コロナ影響で減少していた取扱量の回復により、売上高は390億2100万円(0.6%増)となった。営業利益は、適正単価の収受及び業務の徹底した効率化等により収益改善に努めた結果、24億5600万円(11.2%増)となった。

国際物流事業は、航空・海上貨物運賃の高止まり及び輸出入取扱量の回復や、中国・ASEAN地域での物流取扱量の緩やかな回復、米国での倉庫取扱量の回復等により、売上高は475億9400万円(17.4%増)、営業利益は22億1900万円(45.9%増)となった。

通期は、売上高2980億円(1.9%増)、営業利益95億円(137.6%増)、経常利益107億円(13.9%増)、親会社に帰属する当期利益63億円(30.3%増)を見込んでいる。

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