ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は4月7日、三重県津市の津事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「RUBINA」(ルビーナ)を引渡したと発表した。
この船は、同社で長い歴史を誇るパナマックスバルクキャリアの次世代船として開発されたG-Series8万800DWT型の更なる発展形となるJ-Series8万2400DWT型(J82BC)の第12番船。
最大の特徴は、同社従来船と同じ船体要目を維持しつつ、最新規則(Common Structural Rules for Bulk Carriers and Oil TankersやNOx(窒素酸化物)排出規制(TierⅢなど)を折り込んだうえでも、同社独自の省エネ技術を活かして燃費低減及び載貨重量の増加を両立している点だ。
■概要
主要寸法:全長229.00m x 幅32.26m x 深さ20.20m x 喫水14.55m
載貨重量:8万2384トン
総トン数:4万4618
主機関:MAN-B&W 6S60ME-C8.5-EGRBP ディーゼル機関1基
航海速力:14.50ノット
定員:25名
船級:NK
船籍:パナマ