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ドコマップ/専用端末なしで運行状況記録アプリ使える新サービス

2022年04月11日/IT・機器

ドコマップジャパンは4月11日、運行状況記録アプリケーション「docomap PLUS」の利用で、専用GPS端末「docomap端末」を導入していない場合でも利用できるサービス「FreeID」の提供を4月から開始したと発表した。利用料は1IDあたり月額で税込330円。

<従来の使い方と「FreeID」の比較イメージ>
0411dcomap - ドコマップ/専用端末なしで運行状況記録アプリ使える新サービス
「FreeID」は、作業内容や作業時間などの記録・保管が可能なサービスで、従来の「docomap PLUS」と同様に「GoogleMaps」をプラットホームとした「DoCoMAP地図」や「Dashboardホーム」などを使うことができる。

主な機能として「出勤簿の自動作成」「運行日報の作成」「月間労働実績表の作成」「メッセンジャー機能」を備える。希望するID数を申し込むことで容易に利用が可能なため、ユーザーの希望に合った方法で活用できるという。

docomap PLUSは、docomap端末を車両に取り付け、車両動態管理システム「DoCoMAP」と連動することで、リアルタイムで運転手の運行状況記録が可能なアプリケーションとして提供。一方で、ユーザーから「車両に乗車しない」「倉庫作業員の日報作成もモバイル端末で簡単に行いたい」という要望が多く寄せられていた。

こうした声を受け、ドコマップでは、車両を利用せず、docomap端末の導入がない倉庫作業員や事務所内勤者、レンタカーを利用する営業職などが手軽に運行状況記録ができるサービスとしてFreeIDを開発した。同社は、今後もユーザーの意見を参考にして、サービスの開発・提供を行っていくとしている。

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