ドコマップジャパンとアイディオットは7月22日、物流部門のCLOを支援するコンサルティングサービスを開始する。
＜車両動態データとデジタルツイン技術を融合＞
今年4月施行された新物流効率化法により、物流部門の経営的責任者（CLO）の設置が義務化され、荷主企業にも物流最適化の責任が直接求められることになる。
両社は、新たな法対応ソリューションを共同で提供することで、CLOを中心とした荷主企業の物流戦略立案を支援する。
ドコマップジャパンが提供している車両動態管理システムでは、車両・ドライバーの位置情報の運行データの取得・管理・可視化を通じて、物流現場のコスト削減や安全性の向上、環境対応などを支援する。
アイディオットは提供中のデジタルツイン分析基盤から得られたデータを多角的に分析し、CLOとして求められるKPI（積載率・荷待ち・荷役）の可視化や最適化、サプライチェーン全体の改革や最適化を提案する。
また、コンサルティング事業を通じて荷主企業と物流事業者の連携を強化し、高効率でサステナブルな物流体制の構築を推進する。
個別の案件においても協議しながら対応し、提案から導入、効果測定、国土交通省へのレポーティングまで一貫して支援を行うとしている。
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