四国化成工業が7月26日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、物流費(運送費及び保管費)は21億8700万円(前年同期比61.64%増)だった。
売上高に占める物流費の構成比は、前年同期比10.51%から13.84%と大幅に増加した。
半導体をはじめとする供給制約の長期化、ロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴うエネルギー・資源高の慢性化、世界的な物流網の混乱や海上運賃の高騰等の影響がグローバルに深刻化しており、これらの世界的な物価上昇を背景とした各国の金融引き締め、金利上昇が景気の下振れリスクとなっている、としている。