米マウザー・エレクトロニクスは8月18日、テキサス州ダラス・フォートワースの南にある物流センターを増設すると発表した。
78エーカーの広大な敷地に、1200を超えるメーカー、100万種類以上のSKU数による膨大な在庫が収納可能となる3階建て延床面積150万ft2(14万m2)の巨大な物流センターを建設する。
新たに建設する物流センターでは、高度な自動化を計画。建屋には3つの中2階のフロアを設け、既存の物流センターとスカイブリッジで接続する計画だ。
今回の増設によって物流センターを大幅に拡張し、今後10年間のビジネスニーズに対応する。
同社の物流センターには、2022年春に世界最多の垂直リフトモジュール(VLM)120台を導入したほか、複数のUltipackとI-Pack機(1分間に最大14件の注文を処理できる、出荷品のシーリングおよびラベリングのための高度な自動化システム)、OPEX Perfect PickシステムやAutoStoreシステムも導入している。これら先進自動化システムの導入は、主に効率性、生産性、正確さ、スピードの向上を目的としており、それと同時に、より持続可能なオペレーションと顧客満足の向上にも貢献している。
■マウザーの物流センター(動画)
https://www.mouser.com/video/?play=6304627371001