トッパン・フォームズは9月13日、部分的あるいは全面に粘着面を持ち、主に納品書一体型配送伝票として使用されている「パターンタックフォーム」で、FSC認証紙を使用した環境配慮タイプの販売を開始すると発表した。
環境配慮への取り組みニーズが急速に高まっていることを受けて製品供給体制を整え、企業の環境配慮の取り組みを支援する。また、粘着剤に生物由来の資源(バイオマス)を配合したバイオマスマーク認定商品を使用することも可能で、FSC認証とバイオマスマークの両方のマーク表記で環境配慮に強く取り組む姿勢を示すことができる。なお、こうした納品書一体型配送伝票にFSC認証紙を使用可能なのは現在同社のみ(同社調べ)。
パターンタックフォームは、部分的(あるいは全面)に粘着面を持ち、帳票(納品書やピッキングリストなど)と一体化している配送伝票では宛先と帳票部分を同時に印字でき、マッチング作業が不要になる。
トッパンフォームズが販売する6種類のパターンタックフォームのうち、表裏印刷タイプを除く5種類でFSC認証紙を選択することができる。
今後の展開として、トッパンフォームズは今後、物流業界を中心にこの製品を展開し、3年後に納品書一体型配送伝票の80%以上で環境配慮タイプの採用を目指す。