福山通運及び小丸交通財団は10月20日、福岡県糸島警察署との共催により、福岡県立糸島農業高等学校で、1年生159名を対象に交通安全教室を開催したと発表した。
<ドライブレコーダーを使用した危険予測>
<自転車シミュレーターを使用した走行体験>
糸島農業高等学校の生徒は、自転車通学者が多いことから、自転車の運転における交通安全意識の向上を図りたい学校からの要望を受けて、ドライブレコーダーの映像や自転車シミュレーターを使用した危険予測についての体験学習を行った。
生徒からは「自転車の交通ルールやマナーを必ず守って、自分の命は自分で守っていきたい」など、交通事故防止につながる感想があった。
同社はこれからも子どもたちの交通事故が1件でも減少するように、管轄する警察署や自治体と連携し、交通安全の啓発活動に努めていくとしている。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。