ロッテは3月23日、曙運輸とともにエコシップ・モーダルシフト事業実行委員会が選出する「海運モーダルシフト大賞」を受賞したと発表した。
埼玉県から福岡県へのロッテの製品輸送において、曙運輸と協調し取り組み、CO2排出量の40%削減と、トラック運転手の労働時間1万800時間(年間)の削減を実現した。
<表彰式にて、ロッテ 平田広志 取締役(前列左から2番目)/ SCM本部物流部 山本豊氏(同列左端)>
<取り組み概要図>
取り組みでは、トラック輸送からフェリーを活用することで、これまで1148kmであった陸上走行距離を、港までの陸上輸送(37kmおよび8km)と内航船による海上輸送(1146km)に転換した。
両社は、現在でも珍しい「電源使用の無人トラック」をフェリーに乗船させるスタイルを2007年から確立し、有明港~博多港における海上輸送を継続的に活用している。2024年7月からは、従来の上下各1日1台の乗船から、1日3台ずつへと大幅に乗船台数の増加を図っている。
また輸送時に発生するCO2の削減のみならず、船内電源を活用することでトラックの冷凍機から発生するCO2の削減にも取り組んでいる。
さらに輸送効率を高めるため低床の10トン車を導入し、シートパレットを採用。庫内空間を最大限に活用することで1運行あたりの輸送量を最大化し、製品1つあたりのCO2排出量が最小限になるよう工夫している。
国土交通省は、荷主企業および物流事業者等が一体となった環境負荷が少ない海上貨物輸送へのモーダルシフトを促進している。
エコシップ・モーダルシフト事業選定委員会は、海上輸送へのモーダルシフトに特に貢献したと認められる荷主・物流事業者を「優良事業者」として選定し、その中でも革新的な取組等によりさらに貢献度が高かったと認められる企業に対し、海事局長より「海運モーダルシフト大賞」を授与している。
令和7年度は24件46社に対して優良事業者表彰が行われ、そのうち2件4社に対して大賞が授与された。
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