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名港海運/南海トラフ地震想定し防災・消防訓練を実施

2022年11月29日/3PL・物流企業

名港海運グループは11月29日、防災訓練および消防訓練を実施したと発表した。

防災訓練は11月14日、南海トラフ巨大地震が発生した状況を想定し、同社BCP(事業継続計画)マニュアルに基づいた、一連の訓練を行った。同社グループ全拠点から約2000人が参加した。

<防災訓練の様子(本社)>
20221129meikou1 520x391 - 名港海運/南海トラフ地震想定し防災・消防訓練を実施

本社災害対策本部では、リスクコンサルティング会社から講師を招き、地震対応シミュレーション訓練を実施した。同訓練は、班ごとに与えられた課題に対し対応策の検討を行うもので、同社としては初の試み。「マニュアルに基づいて各班の行動を再確認するとともに、マニュアルだけでは決めきれない状況下の対応について討論することで、新たな課題の発見と災害対応力の向上につながった」としている。

<消防訓練の様子>
20221129meikou2 520x193 - 名港海運/南海トラフ地震想定し防災・消防訓練を実施

また、消防訓練は10月26日に実施。名古屋市港消防署および消防設備点検会社から講師を招き、火災発生から初期消火までの一連の流れや、消火器および消火栓の使い方を再確認した。場所は名古屋市の空見物流センターで、参加人数は45人。

同社は今後も、各種訓練を継続的に実施することで、災害による被害を最小限に抑え、大規模災害下においても、顧客の事業継続をサポートできるよう、防災体制および事業継続力を高めていくとしている。

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