シーアールイーは2月21日、日本海事協会 交通物流部の市野 良一氏を講師に迎え、無料オンラインセミナー「コールドチェーン物流規格の取得を通じた国際競争力強化への挑戦」を開催する。
近年、ASEAN等では経済成長や食生活の多様化等によってコールドチェーン需要が高まり、それに伴い温度管理を伴う輸送や保管を担うコールドチェーン物流サービスの需要が急成長している。
一方、これらの地域では、現地の物流事業者が提供しているコールドチェーン物流サービスが安価であるものの必ずしも質の高いものではなく、荷主・消費者が求める温度管理に対する認識が甘い中で、現地で高品質なコールドチェーン物流サービスを提供している日本の物流事業者が荷主・消費者より選ばれる環境が整備されていない状況にある。
こうした状況を踏まえ、日本政府は日本の物流事業者の海外展開を支援するため、コールドチェーン物流サービス品質の物差しとしてコールドチェーン物流サービスに関する規格を策定し、これらをASEAN等に普及させようとしている。
同セミナーでは、規格を健全に機能させるための第三者認証機関としての役割をはじめ、日本政府主導のコールドチェーン物流サービス規格の普及政策の動向、日本海事協会が行う認証審査などを紹介する。
■開催概要
日時:2月21日(火)16:00~17:00
会場:オンライン受講(Zoom)
対象:荷主・物流企業
参加費:無料
定員:100名
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