フジパンは3月17日、茨城県下妻市で進めていた「下妻工場」の建設工事を完了したと発表した。稼働開始は7月を予定している。
新工場では本仕込やネオバターロール、スナックサンド等の製品にくわえ、茨城県で収穫された食材を使用したパンも製造する。1日あたりの生産能力は、食パンが8万斤。
現在、同社が関東圏で稼働中の工場は東京工場(埼玉県八潮市)、武蔵工場(同入間市)、横浜工場(横浜市旭区)、千葉工場(千葉県市川市)の4か所。新工場の稼働で生産拠点を分散し、大規模災害時等にも製品の安定供給を図る狙い。
■「フジパン下妻工場」概要
所在地:茨城県下妻市鯨2700-3(しもつま鯨工業団地)
敷地面積:6万6490m2
延床面積:2万1202m2
階数:2階
稼働予定日:2023年7月1日