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日本郵船/紀州でアオウミガメ調査を社員のボランティアで

2023年03月23日/CSR

日本郵船は3月23日、NPO法人アースウォッチ・ジャパンと協働で、「紀州みなべのアカウミガメ調査プログラム」を実施したと発表した。

<左図:「はなちゃん4号」衛星追跡経路図、右図:「うみちゃん4号」衛星追跡経路図>
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<グループ社員による現地でのボランティア活動>
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和歌山県日高郡みなべ町は、絶滅のおそれがあるアカウミガメの産卵地として、本州最大規模を誇る。このプログラムは、広大な海を回遊するウミガメに同社イメージを重ね、生態解明と保全活動を目的に2016年に始まった。

今年は2年ぶりに同社グループ社員による現地でのボランティア活動を再開し、産卵のため上陸したアカウミガメの個体識別標識(タグ)の確認や装着の補佐、甲羅の長さ・幅の計測を行った。

また、産卵期間後のアカウミガメ2頭(「はなちゃん4号」「うみちゃん4号」)にGPS機能付き「アルゴス送信機」を装着し、回遊経路を追跡した。新規個体の「はなちゃん4号」は、産卵後、西南西へ直線的に室戸岬を目指し、その後は種子島の南10km沖で送信が途絶えるまで西日本の南東側の太平洋を時計回りに半周しました。一方、回帰個体である「うみちゃん4号」は、常に岸からある程度の距離を保ちながら移動するという特徴を見せた。

2頭の位置情報は、社内ポータルサイトで共有され、同社グループ社員が自然環境や生物の変化に対する興味関心を深める一助となっている。

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