日本通運は4月3日、愛知県蒲郡市の浜町工業団地にて、新倉庫「NXLF蒲郡倉庫」の稼働を同日より開始したと発表した。
愛知県東三河地域の蒲郡市は、国内外の自動車メーカーの輸出入拠点である三河港の西側に位置しており、繊維や自動車をはじめとした多様な産業が集積するエリア。また名古屋市と豊橋市を結ぶ国道23号バイパス「名豊道路」の整備により国際拠点空港・港湾(中部国際空港・名古屋港)と短時間で直結できる国際輸送の物流拠点としても優れた立地にある。
NXLF蒲郡倉庫は、2021年3月に日通商事(現NX商事)からリース事業を分社化し設立した、日通リース&ファイナンスの不動産リース第一号案件となる。
同施設は、高床と低床それぞれのホームで入出庫を分けることにより、作業効率を高める車両動線を確保しているほか、将来的に自動化・省人化にも対応可能な汎用性のある構造となっているのが特徴。
日本通運は、NXLF蒲郡倉庫の立地特性を活かし、入出庫・保管作業のほか、国際輸送における海上コンテナの積み込み・積み下ろし作業、ドレージ輸送などにも対応可能な東三河地域における主要物流拠点として、今後もサービスの拡充に取り組んでいく。
■施設概要
名称:NXLF蒲郡倉庫
所在地:愛知県蒲郡市浜町93番2
構造:鉄骨造平屋建て
延床面積:7840.3m2(2371.69坪)
主要設備:ドックボード4基、録画式監視カメラ(倉庫各区画)
営業開始日:2023年4月3日
NXHD/5月の国際海上輸送取扱実績、グローバル合計30.1%増