福山通運と小丸交通財団は4月25日、福岡県糸島警察署と共催し、4月20日に糸島市立前原中学校で、同21日に糸島市立前原西中学校で、それぞれ交通安全教室を開催したと発表した。
前原中学校では、自転車による交通事故防止と交通安全に対する意識の向上を図りたい学校からの要望を受けて、ドライブレコーダーの映像を使用した危険予測と交差点での安全行動等についての体験学習を実施。生徒からは「見通しの悪い交差点では、必ず一時停止して通行するようにします」など、交通事故防止につながる感想があがった。
前原西中学校では、車の交通量が多い幹線道路に面しているため、自転車による登下校中の交通事故防止や交通安全意識の向上を図りたい学校からの要望を受けて、ドライブレコーダーの映像や自転車シミュレーターを使用した危険予測についての体験学習を実施。生徒からは「自転車の交通ルールやマナーを守って、地域の方の模範になりたい」など、交通事故防止につながる感想があった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っているほか、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。