花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を提供するユーザーライクは4月26日、持続可能な物流実現に向けた取り組みを強化し、荷物に配送先情報の記載がなくても届く「宛名ラベルレス配送」を行っていると発表した。
ブルーミーは、10万世帯以上が利用する日本初・最大級の花のサブスクリプションサービスで、全国の提携生花店等と提携し、ユーザーライクが選んだ季節の花を週替わりで会員へ提供している。
ポストに投函して花を届けるため再配達が発生しないサービスモデルとなっており、花の到着に気が付きやすく、かつ花を衝撃から保護するため、ポストへ半投函する形で配達を行なっている。
宛名ラベルレス配送は、ブルーミーの体験プランとレギュラープランの定期便会員を対象に、実証実験として2月から開始。ユーザーライクが配送パートナーに配達先の住所を共有することで、住所や宛名が無くても会員宅へ花を届けることができる。
この取り組みによって、配達ドライバーは仕分け作業の負担を大幅に削減できるほか、ラベルレスによる資材の削減で環境負荷の低減にも寄与できる。
また、会員は箱を捨てる際に分別のためにラベルをはがす手間がかからないうえ、個人情報を見られることもなくなり心理的安全性を確保できる。
ユーザーライクは、宛名ラベルレス配送を4月時点で全国の約50%のエリアで実施しており、今後は今秋をめどに対象エリアでの本格導入を目指し、取り組みを強化していくとしている。
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