日本郵船は6月1日、経済産業省等が主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2023」で「DX銘柄」に選ばれ、さらに特に優れた取り組みを行っている「DXグランプリ企業」にも選定されたと発表した。同社がDXグランプリ企業を受賞したのは今回が初めて。
2023年のDX銘柄には32社が、DXグランプリ企業には2社が選ばれている。日本郵船は、中期経営計画が示すESGを中核に据えた経営戦略を、デジタルとデータの力を活用して実現しており、グループのDXの取り組みが評価された。
総合評価では、「自社だけでなく、日本の海運や造船に対する問題意識の高さ、ビジョン、戦略、それを実現するための体制整備、全てにおいてレベルが高い」と、業界を先導する取り組みとして高い評価を受けている。