日本郵船は8月17日、洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)の安全運航推進活動について、日本海事協会から、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001:2015の認証を取得したと発表した。
船舶管理会社が設定する安全管理システムに加えて、国際標準化機構(ISO)規格の認証を受けた同社独自の安全基準NAV9000に基づく安全運航推進活動(NAV9000活動)を実施することで、さらに高いレベルでの品質管理と安全運航を実現する。
同社は、船舶が高い品質を維持しているか、適切な運航管理が実施されているかを確認するため、NAV9000活動を同社グループの運航船(傭船も含む)とそれらの船舶管理会社に対し定期的に実施している。NAV9000活動は2006年に既に同認証を取得済みだが、適用範囲に内航船であるCTVも適用範囲に含めた追加認証の申請を行っていた。
同社グループは今後も、本船・船主・船舶管理会社が一丸となって質の高い安全管理体制を継続し、船舶の安全運航と高い品質の維持を徹底するとしている。
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