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ミサワホーム不動産/ライナフの「スマート置き配」を導入

2023年09月07日/IT・機器

ミサワホーム不動産は9月7日、ライナフが提供するサービス「スマート置き配」を管理物件に導入し、両社が共同で入居者の利便性の向上と再配達の減少による脱炭素社会の推進を図ると発表した。

まずはミサワホーム不動産が管理する首都圏のオートロックつきの賃貸住宅18棟を対象に2023年9月から試験導入を開始し、今後は全国の管理物件へ対象を拡大していく方針だ。

<入居者の利便性向上と社会課題の解決を図る>
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ライナフの「スマート置き配」は、オートロックつきマンションにおいて、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて共用エントランスの鍵をデジタル化することで、受取側があらかじめ指定した場所に配達員が荷物を届けるサービス。

ミサワホーム不動産では、持続可能な社会を目指しカーボンニュートラルの実現を推進している。物流の再配達によって排出される二酸化炭素は年間25.4万トンにのぼり、またその業務にかかる労働力は年間6万人分に相当するともいわれている(※2020年度国交省試算)。

今回の導入により、CO2の排出抑制と同時に、対応が迫られる物流の2024年問題の課題解決へ寄与することを目的に、不動産会社として「スマート置き配」を推進していくこととした。また「置き配は、入居者にとっても、水などの重い荷物を玄関前に置いてくれる利便性の高いサービスであるため、入居者満足度の向上につながる」と考えている。

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