東プレは9月19日、同社製保温装置を搭載したいすゞ自動車「エルフ」計7型式1950台のリコールを国土交通省に届け出た。
冷蔵冷凍車に搭載している保温(加温)装置について、設計時の確認が不十分だったため、冷凍機配管とキャビン裏面の隙間が不足している。そのため車両の経年変化によるキャブサスペンション等のへたりにより、冷凍機配管とキャビン裏面が繰り返し干渉し、冷却水が漏れ、 そのままの状態で使用を続けると、車両側の冷却水量低下の警告メッセージ表示され、ブザーが吹鳴する。
改善措置として、全車両の冷凍機配管を点検し、形状を見直したブラケットに交換する。冷却水が漏れている場合には、冷凍機配管も併せて交換を行う。
同不具合は、市場からの情報によって発見されたもの。現在の不具合件数は3件で、事故は発生していない。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001631264.pdf