オークファンは9月25日、同社が提供する業務自動化ソリューション「オークファンロボ」から、このほどAmazonでドロップシッピング(商品在庫を持たずに、注文商品をメーカーから顧客に直送すること)を行うEC事業者向けのRPAツール「ドロップボット」を新たにリリースしたと発表した。
ドロップシッピングを行う物販事業者は、商品在庫を抱えることなく、注文商品をそのまま仕入れサイトやメーカーから顧客へ直送できる。在庫リスクを抱える必要がないため、低リスクでECビジネスを行うことができるというメリットがある。
一方で、たくさん商品を出品すればするほど、在庫管理に要する時間が膨大となる。また、仕入れモール内の在庫の監視・管理が行き届いておらず注文のキャンセルが多発すると、アカウントを凍結されることも。すると売上減少だけでなく、アカウントに低いレビューが付いたり、ブランド棄損したり等のリスクもあるという。
新たなRPAツール「ドロップボット」では、仕入れサイトNETSEAと販売モールAmazonを繋ぎ、NETSEA側で在庫が0になったらAmazon内での在庫も0へと自動変更する。また、NETSEA側に在庫が補充された際は、Amazon内の在庫も自動反映させ、上記の課題を解決する。
現在、「ドロップボット」は販売モールの対象がAmazonのみだが、今後は対象モールや機能の拡充も予定している。
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