Hacobuは10月18日、スマホアプリ「MOVO Driver(ムーボ・ドライバー)」β版に、物流情報マップ機能を実装したと発表した。
MOVO Driverは、無料で利用可能なスマホアプリで、トラックドライバーの働き方を変え、ドライバーの仕事に対するイメージそのものを変えることを目的に、2023年6月に提供を開始した。
今回実装した「MOVO Driver 物流情報マップ機能」の特長の一つには、「トラックドライバーの業務に必要な地点情報を確認できる」点がある。ドライバーは、マップ上に表示させたい項目「物流拠点」「コンビニ」「食事」「ガソリンスタンド」「道の駅・TS」「待機場所」を選択することで、物流拠点、大型車が駐車可能なコンビニ・飲食店情報、シャワー付きガソリンスタンド情報、休憩・待機可能な道の駅、待機場所をマップ上から確認できる。リリース時点では、全国の物流拠点、道の駅、トラック用のガソリンスタンド、南関東(神奈川、東京、埼玉、千葉)を中心とした大型トラックが駐車できるコンビニ、飲食店等の地点情報が掲載されている。
また、「掲載されていない地点や情報の追加・更新ができる」ことも大きな特長。ドライバー自身や物流拠点の担当者等で、掲載されていない地点や情報の追加・更新が可能。皆でドライバーに役立つ情報を追加することで、ドライバーに必要な情報が集約されたマップを作り上げていくことができる。追加・更新された情報は、Hacobuで確認の上、掲載する。
そして、MOVO Driverの今後の展望として、トラックドライバーがより働きやすくなるためのあらゆる情報を蓄積していくため、ドライバーや物流拠点の担当者だけでなく、情報を持つ人々が情報を追加しやすい機能、そして、追加したくなる機能を拡充していくとしている。また、ドライバーに安心して使っていただけるよう、情報の正確性を担保する仕組みも取り入れ、ドライバーにとってなくてはならないアプリを目指す。