日本郵便と日本郵便輸送は11月30日、2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、水素を燃料とした燃料電池小型トラック(FC 小型トラック」)を、東京都内の郵便局間における郵便物などの運送業務に導入すると発表した。
この取り組みは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として実施。
日本郵便は、物流事業者・自動車メーカーなど各社と共同し、運行管理と一体となったエネルギーマネジメントシステムを構築し、燃料電池トラックの社会実装を推進していく。
運行区間は、新東京郵便局、東京国際郵便局と東京23区エリア東部(〒10~15)の郵便局との相互間。
また、今後も全国約2万4000の郵便局ネットワークを活用し、地域社会への貢献や、SDGs などの社会的な課題に取り組むことにより、日本郵政グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の創出を図っていくとしている。
■FC小型トラック概要
最大積載量:2950kg
航続距離:約260㎞
最高速度:時速80㎞
水素貯蔵量:約10kg
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