全日本トラック協会(全ト協)は12月15日、「2023年度貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)」の評価を決定し、新規・更新を合わせた申請事業所9761事業所のうち、9489事業所を認定したと発表した。
認定事業所の内訳は、新規申請が1176事業所、初回更新~6回目更新申請が8313事業所。今回の認定により、安全性優良事業所は、全国のトラック運送事業所数8万6405事業所の33.6%に相当し、トラック運送事業所の3割が安全性優良事業所となっている。
なお、Gマーク制度では、2023年度から長期認定事業所用の「ゴールドGマーク」を新設しており、今年度に6回目の更新となった1052事業所がゴールドGマークステッカーを使用できる。
Gマーク制度では、トラック運送事業者の交通安全対策等について、事業所単位での取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を「安全性優良事業所」として認定している。Gの由来は、Good「良い」、Glory「繁栄」の頭文字「G」を取ったもの。