アサヒロジスティクスは1月4日、神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭に「第2大黒ふ頭流通センター」を開設すると発表した。
第2大黒ふ頭流通センターでは新たに、ワインや穀物、チョコレートなどの温度管理商品にも対応した定温庫の運用も開始する。同社では2021年度の中期経営計画で掲げた「川上事業の対応力の構築」の実現に向け、輸出入貨物の取り扱いを進めてきた。今回の新センター開設により、より幅広い商品の取り扱いを可能にするとともに、常温商品の保管キャパシティの拡充を行うとしている。
同社は経営課題である「厳しい競争環境でも『アサヒに頼みたい』と顧客に評価してもらえる、価値の高い事業に特化するとともに、事業の『幅を広げる』ことが必要」への課題解決の取り組みの一つとして、2021年10月に大黒ふ頭流通センターを開設した。
開設当初は内国貨物のみを取り扱っていたが、「全国・川上・川下事業を駆使した総合的な物流提案のニーズに対応できる体制の構築」を目指し、2022年11月に外貨取り扱いの届出が横浜税関様に受理されたことで、初めての輸出入貨物の取り扱い業務を行う物流拠点となった。
そしてこのほど、「川上」となる輸出入関連業務への対応力強化を目指し、更にはかねてより顧客から要望されていたワインや穀物などの温度管理商品にも対応するため、定温庫を設備した第2大黒ふ頭流通センターの開設に至ったもの。
■概要
名称:アサヒロジスティクス
第2大黒ふ頭流通センター
住所:神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭22番
Y-CC横浜港流通センター内3階 304区画
延床面積:4383m2(1326坪)
常温庫2783m2(842坪) 定温庫1494m2(452坪)
開設日:2024年1月5日