NXワンビシアーカイブズは1月31日、関東地区保管センター(埼玉県比企郡小川町)で提供している細胞・検体保管サービスについて、マイナス150度以下(液体窒素環境)温度帯で、新たに個体管理(チューブ単位)サービスを同日から開始したと発表した。
新サービスでは、凍結した細胞・検体の温度をマイナス150度以下に保った状態で作業することにより、チューブ1本単位での入出庫が可能になった。
従来の1箱単位の取扱いから、1本単位での管理が可能になったことで、細胞・検体の輸送リスク低減をはじめ、医療や研究に携わる利用者の幅広い保管管理需要に応える。
細胞・検体保管サービスは、マイナス150度以下のほか、マイナス80度帯、マイナス30度帯、5度帯に対応しており、マイナス150度以下以外の温度帯や、関西地区保管センターでの個体管理サービスの提供についても順次提供を予定している。