センコーGHDが2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高5827億8600万円(前年同期比13.1%増)、営業利益253億8200万円(16.5%増)、経常利益256億4700万円(14.7%増)、親会社に帰属する当期利益151億5200万円(1.4%増)となった。
セグメント別では、物流事業は荷動き低下の影響などがあったが、拡販ならびに料金改定に取り組むと共に、M&Aを推進した結果、売上高は3723億7400万円(3.3%増)、営業利益は216億1600万円(7.6%増)となった。
商事・貿易事業では、価格改定ならびに拡販などに努めたが、仕入価格の上昇や販売量の減少影響などがあり、売上高は1274億5400万円(6.8%増)、営業利益は18億8200万円(0.5%減)となった。
プロダクト事業では、前期に連結子会社化した食品包装容器メーカーの中央化学の売上高は369億3200万円、営業利益は8億1600万円となった。なお、中央化学を連結の範囲に含めたことに伴い、前第4四半期連結会計期間より新たにプロダクト事業セグメントを追加したため、前年同期比を記載していない。
通期は、売上高7800億円(12.0%増)、営業利益297億円(16.3%増)、経常利益297億円(13.6%増)、親会社に帰属する当期利益170億円(10.8%増)を見込んでいる。