ヤマトホールディングス(HD)は2月20日、環境省が主催する第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において、「環境サステナブル企業」に選定されたと発表した。
同制度は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取り組みなどを表彰するもの。
同社グループは持続可能な社会の実現に向け、サステナブル経営を積極的に推進しており、今回、環境関連の重要な機会とリスクを企業価値向上に向けて経営戦略に取り込み、企業価値をつけながら環境にポジティブな効果を生み出していることが認められ、「環境サステナブル企業」に選定された。
2024年2月には、中期経営計画「サステナビリティ・トランスフォーメーション2030 ~1st Stage~」を策定し、社会と企業がより少ない資源でより豊かになるため、双方の持続可能性を高めるサステナビリティ・トランスフォーメーションを目指していくことを表明した。
環境領域においては、2050年温室効果ガス(GHG)自社排出量実質ゼロおよび2030年GHG自社排出量48%削減(2020年度比)を目指し、EVや太陽光発電設備の導入などの主要施策を中心に、各取り組みを進めている。
同社は今後も、社会的インフラを担う物流企業として、サステナブル経営をさらに推進し、社会と企業がともに発展していく持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
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