LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





キャセイ/2つのターミナルでIATA環境マネジメント認証を取得

2024年03月22日/3PL・物流企業

キャセイは3月22日、キャセイカーゴ・ターミナルと香港エアカーゴ・ターミナル・リミテッド(Hactl)が同時に「IATA環境マネジメント認証(IEnvA)」を取得したと発表した。

<認証取得の様子>
20240322cathay - キャセイ/2つのターミナルでIATA環境マネジメント認証を取得

アジアの航空貨物ハンドリング企業で初めてとなる今回の認証取得は、世界有数の航空貨物ハブとしての香港のプレゼンス強化に貢献するもの。

「IATA環境マネジメント(IEnvA)」は、IATA(国際航空運送協会)が開発した包括的な環境マネジメント認証プログラム。航空会社、空港、航空貨物ターミナル、フォワーダー、グランドハンドリング事業者を含む航空業界を対象とし、環境および持続可能性に対する取り組みを継続的に改善することを目的としている。持続可能性に関する様々な国際基準や航空業界のベストプラクティスに基づき策定されたプログラムで、各事業におけるサービスの品質や効率を維持しながら環境への悪影響を最小限に抑えることを保証している。

キャセイカーゴ・ターミナルのマーク・ワッツ最高執行責任者(COO)は「今回のIEnvA認証の取得は、環境および持続可能性に対する取り組みにおいて重要なマイルストーンであり、当社の揺るぎないコミットメントを示すもの。IEnvAプログラムによる環境管理システムのアセスメントは実に厳しいもので、また香港国際空港のビジョンである『持続可能な空港運営』の達成を支援するために行う多大な投資の一部でもある」とコメント。

「この素晴らしい快挙は、私たちが持続可能な事業運営を行うために取り組んできた広範囲に及ぶ努力の証。IEnvA認証を取得したことで、私たちは業界全体が目指すべき高い基準を確立した。さらにサステナビリティの分野で私たちのリーダーとしての地位を確固たるものとし、また、航空業界における持続可能な取り組みの重要性を強調するもの」と香港エアカーゴ・ターミナル・リミテッドのウィルソン・クウォン 最高経営責任者はコメントしている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース