Hinesは4月25日、大阪都市圏の物流施設を3月に取得したと発表した。
取得した「箕面ロジスティクスセンター」は、大阪の中心部から約30分の場所に位置する延床面積6万m2の物件。大手物流企業に賃貸されており、使用電力の100%が再生可能エネルギーで賄われている。
今回の取引は、日本市場での事業の成長と、運用資産のさらなる拡大を目的としたもので、箕面ロジスティクスセンターのほかに、東京都心部のオフィスビル「ゼニス南新宿」も取得している。
グローバルで不動産投資、開発、管理運用を行っているHinesは、世界30か国で事業を展開し、住宅、物流、商業、オフィス、複合用途等のアセットで構成される932億米ドルの運用資産残高を有しているほか、グローバルで857の物件(総面積2億7000万平方フィート)で不動産関連サービスを提供している。
日本では、東京、大阪、京都、横浜、名古屋、福岡を含む6つの都市で事業を展開しており、2023年時点で住宅、産業用・物流施設、オフィスを含む合計32物件(資産価値17億米ドル、総床面積50万m2)の資産を運用している。