安田倉庫が5月7日に発表した2024年3月期決算によると、売上高673億8400万円(前年同期比12.8%増)、営業利益26億4200万円(4.3%増)、経常利益39億5100万円(4.6%増)、親会社に帰属する当期純利益23億200万円(2.5%増)となった。
物流事業では、海上運賃が下落し国際貨物取扱料が減少したが、新規取引の開始や既存顧客の取引拡大、倉庫・輸配送ネットワークの拡充などによって倉庫保管料、作業料、陸運料で増収となり、売上高は616億円(14.5%増)、営業利益は33億4600万円(13.1%増)となった。
2025年3月期の業績予想は、既存施設の収益力向上や新規施設の稼働、輸配送ネットワークの拡充など事業基盤の強化により、売上高720億円(6.8%増)、営業利益28億円(5.9%増)、経常利益40億円(1.2%増)、親会社に帰属する当期純利益25億5000万円(10.7%増)を見込んでいる。
明治海運 決算/3月期の売上高12.0%増、営業利益は30.1%増