日本GLPは8月27日、防災の日(9月1日)を前に共同災害訓練を全国一斉に実施した。東京の八重洲オフィスを拠点にし、管理・運営する稼働中の全施設約140棟を対象に、施設管理会社と一緒に行った。
共同災害訓練では、一般電話回線や携帯電話が使用できない大規模な災害状況下を想定。災害用情報端末の「ハザードトーク」を活用して非常時の緊急連絡体制を確認する訓練を実施した。
自治体と災害時の協力協定を締結している施設については、行政から避難要請を受けた際や、地域住民が施設に避難してきた際の対応をシミュレーションし、避難者の受け入れや支援体制の確認を行った。
日本GLPの八重洲オフィスでは、社員を対象とした防災訓練を同時に実施。社員の安否確認、避難経路や災害備蓄品の確認を行った。
また施設管理会社との共同災害訓練と連携することで、最寄りの被災現場に参集することを想定した訓練も行い、入居企業の安心・安全につなげる体制を確認した。
創業以来、物流施設におけるBCP対策を進めてきた日本GLPは、有事でも施設管理会社と連携し、入居企業の「止めない物流」をサポートしていきたいとしている。