LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





アクティオトランスポート/2024年問題解決へ、グループ物流協議会設立

2024年09月26日/3PL・物流企業

アクティオトランスポートは9月26日、ユニバーサル、AZ-COM丸和・支援ネットワークと協力し、物流業界の深刻化する運転手不足や環境問題に対応するため、「アクティオグループ物流協議会」を10月1日に設立すると発表した。

アクティオグループ物流協議会では、積合せや帰り便の活用、共同配送等により建設機械レンタル業界の輸送効率を向上させる。また、鉄道や船舶等の多様な運送手段の組み合わせ、デジタル技術を駆使した受発注・買掛売掛処理の自動化、需要予測、在庫配置の最適化、配車マッチング、GPSによる荷物追跡等により、物流の効率化・スマート化をすすめ、上記の社会課題への対応とCO2排出量削減等を通した社会の持続的成長に貢献するとしている。

「アクティオグループ物流協議会」が、運送会社に提供する 5 つのメリットとして、「受注の拡大・安定化」、「利益改善、キャッシュフロー改善」、「保険手配、事故対応」、「福利厚生」、「経営支援」を挙げている。

<物流の2024年問題>
20240926actio - アクティオトランスポート/2024年問題解決へ、グループ物流協議会設立

なお、「アクティオグループ物流協議会」の目的と取り組みは、働き方改革関連法が2024年4月1日より運送業にも適用されたため、トラックドライバーの年間時間外労働時間の上限が960時間に制限された。若年層の人口減少もあり、今後、物流の2024年問題に対して対策を取らなかった場合、2030年には34.1%の輸送能力が不足すると予測されていることから、協議会を立ち上げたもの。

タイの最新物流レポート/国際物流フェアとコールドチェーン

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース